興梠 寛(こうろき ひろし)
昭和女子大学グローバルビジネス学部特任教授
コミュニティサービスラーニングセンター長
地域で子供と関わる活動をする大人たちへ
青少年の「大人社会へのメッセージ」を受けとめるチャンネルを開拓しよう
- 子供の目線から大人社会を見つめ直す
~子供と大人社会との“信頼の絆”を結ぶ努力をしよう~ - 子供のメッセージを「聴く」ことが大切
~まずは子供の心のメッセージを受けとめることからはじめよう。~ - 子供たちのメッセージを受けとめ社会に届けることは、ボランティアの最大の使命である
「志しは高く、ハードルは低く”は、子供と関わるボランティア活動の基本である」
松田 恵示(まつだ けいじ)
東京学芸大学 教授 NPO法人東京学芸大こども未来研究所 理事長
家庭や地域の在り方が変化し、子供たちが知らない大人と出会う機会は減少している。子供たちは親や先生とは異なる「社会的なおじさんやおばさん」と出会うことで価値観を広げ、学校では学べないことをたくさん学んでいく。地域の活動に関わる際には、子供たちの学びの場であるという自覚を持って取り組んでほしい。と同時に大人にとっても子供と関わることは楽しみであり成長の機会でもある。子供も大人もともに大きく成長する場である地域の活動をこれからも支えていただきたい。
プロフィール
略歴
- 平成3年
- 大手前女子大学文学部 専任講師
- 平成10年
- 岡山大学教育学部 助教授
- 平成16年
- 東京学芸大学 助教授
- 平成19年
- 東京学芸大学 准教授
- 平成20年
- 文部科学省 生涯学習調査官
- 平成22年
- 東京学芸大学 教授
- 現在
-
- 一般社団法人教育支援人材認証協会 理事・運営委員長
- NPO法人東京学芸大こども未来研究所 理事長
- 国分寺市・小平市・国立市 社会教育委員
- 小金井市子ども・子育て会議 会長
- 日本子ども社会学会編集委員会 委員
- 公益社団法人日本グラルンド・ゴルフ協会 ルール等委員会 委員長
専門分野
教育社会学、スポーツ社会学
様々な遊び文化や身体文化について社会意識論の立場から研究している。また、学校と社会をつなぐための教育人材の育成や、スポーツ教育の開発を通じて、教育現場との実践的な共同作業を行っている。
著書(主なもの)
- 『教育支援人材育成ハンドブック』書肆クラルテ、2010
- 『おもちゃと遊びのリアル』世界思想社、2003
- 『検証・少年犯罪』(共著)日本評論社、2002
- 『現代メディアスポーツ論』(共著)世界思想社、2002
- 『交叉する身体と遊び』世界思想社、2001
- 『ジェンダーで学ぶ社会学』(共著)、世界思想社、1998
- 『スポーツ文化と教育』学術図書出版、1997 等
山中 龍宏(やまなか たつひろ)
緑園こどもクリニック 院長 NPO法人Safe Kids Japan理事長
日本では、1歳以上の子供の死亡原因の第1位は「不慮の事故」となっており、この状況は1960年から変わっていない。「事故による傷害」は子供の健康問題として最も重要な課題となっている。野外活動や地域スポーツ活動においては事故による傷害が発生しやすい。子供の体験活動を指導する方々には、事故による傷害を未然に防ぐ意識と知識を持っていただき、楽しく安全な活動を続けていただきたいと願っている。
プロフィール
略歴
- 1974 年
- 東京大学医学部医学科卒業
- 1987 年
- 同大学医学部小児科講師
- 1989年
- 焼津市立総合病院小児科長
- 1995年
- こどもの城小児保健部長を経て
- 1999 年
- 緑園(りょくえん)こどもクリニック(横浜市泉区)院長
- 1985年9月
- プールの排水口に吸い込まれた中学2年生女児を看取ったことから事故予防に取り組み始めた。
- 現在
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- 日本小児科学会子供の生活環境改善委員会委員
- 日本小児科学会子供の死亡登録・検証委員会オブザーバー
- 日本小児保健協会傷害予防教育検討会委員長
- 日本SIDS・乳幼児突然死予防学会理事
- チャイルド・デス・レビュー研究会会長
- 日本学術会議連携会員
- 産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター傷害予防工学研究チーム長
(Injury Prevention Engineering Research Team (IPERT)) - NPO法人Safe Kids Japan理事長
- 内閣府消費者安全調査委員会専門委員